SALESMAN/セールスマンSALESMAN/セールスマン

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アメリカン・ドキュメンタリーの金字塔
ダイレクトシネマの旗手―メイズルス兄弟のマスターピースが
ついに劇場公開!

監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン
撮影:アルバート・メイズルス編集:デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン
1969年アメリカ91分スタンダードB&W英語原題:SALESMAN配給:東風+ノーム
11月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか
全国順次公開

公式SNSアカウント

お問合せ=東風 E-mail:info@tongpoo-films.jp

ポール、チャーリー、ジェームズ、レイモンド。
4人は、神と会社のため、今日も聖書を売り歩く。

Introduction

ミッドセンチュリーの倦怠感を鮮烈に映した、
アメリカン・ドキュメンタリーの金字塔!

1960年代終わりのアメリカ。ポール・ブレナン(通称アナグマ)とその仲間たちは、金色に輝く豪華版「聖書」(現在の物価にして約350ドル)を売るミッドアメリカン・バイブル・カンパニーのセールスマンだ。神と会社のため、今日も聖書を売り歩く。教会から紹介された悩める大衆をターゲットに訪問販売の旅へと繰り出す。孤独な未亡人、移民、生活が逼迫している家庭など、彼らは、さまざまな客に「売り込み」をする。ジョークを交えた おしゃベり、おだてたり強くでたりの駆け引き。安モーテル、煙いダイナー、郊外のリビング...。雪深いボストンから湿度の高いフロリダまで旅をする4人のセールスマンの姿を追い、アメリカの夢と幻滅を鮮烈に描きだす。

  • ポール“アナグマ”ポール
    “アナグマ”
  • チャーリー“ギッパー”チャーリー
    “ギッパー”
  • ジェームズ“ウサギ”ジェームズ
    “ウサギ”
  • レイモンド“ブル”レイモンド
    “ブル”

ダイレクトシネマの旗手
メイズルス兄弟のマスターピースが
ついに日本上陸!!

メイズルス兄弟

ドキュメンタリー映画の潮流“ダイレクトシネマ”を牽引した兄弟アルバート&デヴィッド・メイズルスは、『グレイ・ガーデンズ』『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』など数多くの名作を残し、映画史にその名を刻んだ。アルバートは撮影監督としてオムニバス映画『パリところどころ』のジャン=リュック・ゴダール監督篇に参加。ゴダールは彼を「アメリカ最高のカメラマン」と評した。そんなメイズルス兄弟の代表作である本作は、独自の観察スタイルでノンフィクションの世界に革命を起こした。アメリカの価値観に深く根ざした消費主義について映画史上最も深く洞察した画期的なドキュメンタリーが、製作から半世紀以上の時を経て、ついに日本にやってくる!

Comments

※順不同/敬称略

「人間は歴史を作るが、思うようにではない」と昔の偉い思想家は言ったわけだが、この映画を観ていると、「人間は物語を生きるが、思うようにではない」と言いたくなる。その切実さ、その悲哀。

柴田元幸

(翻訳家)

1969年に作られたこのドキュメンタリー映画『セールスマン』は、アーサー・ミラーの戯曲から約20年後の、もう一人のウィリー・ローマンたちの、訪問販売の仕事を克明にとらえている。 そして彼らを追ううち思いがけずに、「アメリカの夢の終わり」、中産階級の没落という厳しい現実にぶつかったのではないだろうか。

川本三郎

(批評家)

ひっきりなしのタバコ、旅のモーテル、ひそかな悪態。アメリカの小説でしか知らなかった「旅のセールスマン」のリアリティに心を揺さぶられた。観おわったあともずっと、“アナグマ”ポールの哀しい表情が心の中に住みついている。

岸本佐知子

(翻訳家)

「買わないと地獄に落ちる」とほのめかして高価な聖書を貧しい労働者に売りつけるセールスマンたちに密着し、彼らの惨めな詐欺生活を記録した本作は、宗教と資本主義が絡み合う現代社会の縮図である。

町山智浩

(映画評論家)

スーツの男たちと郊外家族の攻防戦。これまで観てきたアメリカの劇映画やドラマのさまざまな場面が脳裏に浮かんでは消えてゆく。あれもこれもきっとここに撮られている現実があったから生まれてきたものなんだ。

野中モモ

(ライター・翻訳者)

旅芸人のように街から街へ渡る聖書売りたちが、時折何かを思い詰めたように止まる、その横顔に魅せられる。疑問を持ち立ち止まる姿に、考える葦たる人間の悲哀が滲む。

寺尾紗穂

(文筆家・音楽家)

映画史には欠かせない名作である。僕の「観察映画」も大きな影響を受けた。だけど日本では未公開。そのことを配給会社の東風の人たちに嘆いていたら、なんとノームと協力して配給権を買い付け、今度の劇場公開が実現。凄いことですよ。いまだに信じられない。嘆いてみるもんですね(笑)。

想田和弘

(映画作家)

ABOUT Maysles Brothers

メイズルス兄弟の写真(右)兄・アルバート・メイズルス Albert Maysles(1926年ボストン生まれ)
(左)弟・デヴィッド・メイズルス David Maysles(1931年ボストン生まれ)

メイズルス兄弟

東欧からのユダヤ系移民の親のもと、ボストンで生まれたアルバートは、シラキュース大学で学士号を、ボストン大学で修士号を取得し、3年間心理学の教鞭をとった。1955年の夏、16mmカメラを持ってロシアに行き、いくつかの精神病院で患者を撮影し、心理学から映画への転換を図った。その成果である『Psychiatry in Russia』は、アルバートにとって初めての映画制作の現場となった。数年後、弟のデヴィッドと共にミュンヘンからモスクワまでオートバイで移動し、その途中でポーランドの学生革命をテーマにした初の共同作品を撮影した。
1960年、アルバートは、ケネディとハンフリーの民主党予備選挙キャンペーンを描いた『プライマリー』(ロバート・ドリュー監督作品)の撮影監督を務めた。手持ちカメラとシンクロサウンドを使い、ストーリーを自ら語ることができるようにした。その後、兄弟で『Meet Marlon Brando(マーロン・ブランドに会う)』(66)、『A Visit With Truman Capote(トルーマン・カポーティ訪問)』(66)を製作。そして、本作『セールスマン』(69)を発表。全米映画批評家協会賞を受賞し、アメリカン・ドキュメンタリーの代表作と評される。1987年に弟のデヴィッドが死去。アルバートはその後も単独でドキュメンタリー映画を撮り続け、監督・撮影を務めた『アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー』(14)は2016年に日本でも劇場公開された。2015年に死去。彼らは30本以上の映画を制作し、その多くは、芸術、アーティスト、ミュージシャンに焦点を当てたものだった。アルバートは2013年国家芸術勲章を受章、また『Soldiers of Music』(91)でプライムタイム・エミーを受賞。デヴィッドは『Vladimir Horowitz』(85)でプライムタイム・エミーを受賞。

Trailer

Theater

[東京]11月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか
全国順次公開
『グレイ・ガーデンズ』『グレイ・ガーデンズ』
メイズルス兄弟監督作品

『グレイ・ガーデンズ』同時上映決定!

共同監督:エレン・ホド、マフィー・メイヤー配給:グッチーズ・フリースクール

『セールスマン』『グレイ・ガーデンズ』
2作品セット券¥3,000(税込)発売中

※シアター・イメージフォーラムのみにて使用可
※インターネット座席予約にはご利用できません

オンラインで購入する

          

          

地域 劇場名 電話番号 公開日
東京 シアター・イメージフォーラム 03-5766-0114 <終了>
11月26日(土)~2023年1月13日(金)
❖劇場イベント❖
12月17日(土)15時00分からの回上映後、山崎まどかさん(コラムニスト)によるトークショー開催
『セールスマン』『グレイ・ガーデンズ』両作品についてお話いただきます。
*同日17時00分から上映の『グレイ・ガーデンズ』ご鑑賞の方も、半券提示でトークにご参加可能です。
東京 早稲田松竹 03-3200-8968 <終了>
2023年3月18日(土)~3月24日(金)
備考:
神奈川 横浜シネマリン 045-341-3180 <終了>
2023年1月28日(土)~2月10日(金)
備考:
神奈川 CINEMA AMIGO 046-873-5643 <終了>
2023年2月19日(日)~3月4日(土)
備考:
宮城 フォーラム仙台 022-728-7866 <終了>
12月23日(金)~12月29日(木)
備考:
愛知 名古屋シネマテーク 052-733-3959 <終了>
2023年1月7日(土)~1月20日(金)
備考:
長野 松本CINEMAセレクト 0263-98-4928 <終了>
2023年3月11日(土)のみ
備考:
長野 上田映劇 0268-22-0269 <終了>
2023年3月25日(土)~
備考:月曜休館
大阪 第七藝術劇場 06-6302-2073 <終了>
2023年1月2日(月)~1月13日(金)
❖劇場イベント❖
2023年1月9日(月祝)12時10分からの回上映後、想田和弘さん(映画作家)によるリモートトークショー開催
*オンラインでの出演。スクリーンに映写します。
大阪 シアターセブン 06-4862-7733 <終了>
2023年1月14日(土)~1月20日(金)
備考:
京都 京都みなみ会館 075-661-3993 <終了>
2023年1月6日(金)~2月9日(木)
備考:
兵庫 神戸 元町映画館 078-366-2636 <終了>
2023年3月18日(土)~3月31日(金)
備考:
広島 横川シネマ 082-231-1001 <終了>
2023年3月3日(金)〜3月9日(木)
備考:
福岡 KBCシネマ 092-751-4268 <終了>
12月30日(金)~2023年1月12日(木)
備考:1月11日(水)休映
鹿児島 ガーデンズシネマ 099-222-8746 <終了>
2023年3月16日(木)・3月17日(金)のみ
備考: